はじめに
総合内科の特徴は、①どこに受診したらよいかわからない方の窓口の役目をする外来、②様々な問題を抱え、一つの科のみでは対応が難しい方(特に高齢者)の入院、③院内でのチーム医療への積極的な参加、この3つが挙げられます。①については、発熱や倦怠感といったどこの科を受診すればいいか分からない方の外来診療を行い、そのまま検査や治療を行ったり、必要に応じて専門家へつなぐ役割を果たしています。②については、さまざまな問題を抱え入院となる方が多く、特に感染症や原因がはっきりしない症状の入院精査・治療を行っています。③に関しては、緩和ケアや感染管理といったチーム医療が必要とされ、内科医としてその中核的な役割を果たしています。