後発医薬品の当院の取り組みについて
後発医薬品について
厚生労働省では、後発医薬品（ジェネリック医薬品ともいいます）の信頼性を高め、患者さんが安心して後発医薬品を使用できるように推進を図っています。後発医薬品は、先発医薬品と治療的に同等であるものとして製造販売が承認され、一般的に、開発費用が安く抑えられることから、先発医薬品に比べて薬価が安くなっています。
このため、後発医薬品の普及は、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものと考えられ、日本では後発医薬品の数量シェアは80.9％（令和5年3月）です。
当院においても後発医薬品の使用に積極的に取り組んでおります。また、昨今、一部の医薬品において供給が安定しないものがあります。この供給状況によっては投与する薬剤を変更する可能性があります。この場合、入院患者様には十分説明させていただきます。
一般名対象薬品について
当院では、平成27年8月3日より一部の薬を除き、「新薬（先発品）」や「ジェネリック薬（後発品）」をかかりつけ薬局にて患者さんに選んで頂くことができるよう、「一般名」での処方が可能としております。例えば 「ロキソニン」というお薬の一般名は「ロキソプロフェンナトリウム」という名前です。医師が処方せんに「ロキソプロフェンナトリウム」と一般名で処方すれば、後発品の中からも銘柄を選ぶことができますし、もちろん先発品の「ロキソニン」を選ぶこともできます。
価格の異なるお薬の違いなどを含め、ご不明な点は患者さんのかかりつけ薬局の薬剤師にご相談下さい。
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