当院では2023年4月よりNIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)を実施します。
NIPTとは妊婦さんの血液を用いて、出生前におなかの中の赤ちゃんが染色体疾患をもつ可能性をみるための検査です。対象となる染色体疾患は、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーです。
検査を受ける前にかならず遺伝カウンセリングを赤ちゃんの両親がそろって受けていただく必要があります。そのうえで、検査を希望された場合は、後日採血を行います(当院では妊娠11週0日から13週6日の間で)。約2週間後に結果提示のためのカウンセリングをお二人で再度受けていただきます。
当院は日本医学会「出生前検査認証制度等運営委員会」より、基幹施設である和歌山県立医科大学附属病院の連携施設として認証を受けています。
本検査は非確定的検査であり、検査結果が陽性または判定保留となった場合は、その後の遺伝カウンセリングや確定検査(羊水検査など)は、基幹施設の和歌山県立医科大学付属病院で受けていただきます。
当院で妊婦健診を受けているまたはかかりつけ医よりご紹介いただいた妊婦さんで、以下の適応がある方に実施しています。任意検査であり、以下にあてはまる妊婦さんすべてに受けていただく検査ではありません。
以下のいずれかにあてはまる妊婦さんはNIPTの対象となります。
NIPT外来は、火曜日(祝日除く)14時00分~15時00分で対応しています。妊婦健診とは別の外来となります。自費検査であり、別途費用が必要となります。
カウンセリング料 |
1回目:8,800円 2回目以降:5,500円 |
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NIPT検査料 | 99,000円 |
妊婦様ご本人からのご予約やお問い合わせはお受けできません。当院で妊婦健診を受けられている方は担当医に、他院で妊婦健診を受けられている方はかかりつけ医師にご相談ください。
他院からご紹介いただく場合は地域医療連携室を通してご予約をお願いいたします。
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