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産科のご案内

私たちは、安心・安全を基本とし、 アットホームな雰囲気で自然分娩を目指し、 「ここで産んでよかった」と思っていただけるような 心の通ったお産ができるよう あなたと共に取り組んでいきます。

当院でのお産について

  • 会陰切開・陣痛促進剤は医学的に必要と認めた場合にのみ行います。
  • 自由な体勢でお産に望んでいただいています。

上を向いたままの姿勢だけでなく、横を向いたままの姿勢や陣痛を少し和らげてくれるといわれている四つんばいの姿勢、楽であれば立ったままの姿勢でもお産に望めます。

カンガルーケアを行っています

カンガルーケアとは、赤ちゃんとお母さんの肌が直接触れ合うよう、お母さんの胸の間に赤ちゃんを包み込むように抱っこしてもらいます。
この方法がカンガルーの親子を想像させることから、カンガルーケアと呼ばれています。
カンガルーケアについては36週頃に助産師より個々に詳しい説明をさせていただき、希望される方に実施しています。

カンガルーケアの効果

赤ちゃんとお母さんとの「愛着」の形成や、お母さんの気持ちの安定にとても有効と言われています、その他にも、以下のような効果があります。

  • お母さんの肌は赤ちゃんの体温を保つ効果が高い。
  • 呼吸が規則的になり、安定する。
  • 感染症の予防に効果がある。
  • 母乳育児がスムーズに進む。

分娩について

お産には必ず医師と助産師が立ち会います

当院では24時間体制で医師・助産師が勤務しており、陣痛が始まってからお産まで 助産師がそばに付き添います。
緊急時には24時間体制で緊急帝王切開を行える体制を整えています。また、当院では対応しきれない 高度医療が必要な場合は救急車やドクターヘリで大学病院等へ搬送を行っています。

立会い分娩はいつでも可能です

感染症予防対策のため人数や時間に制限を設けています。現在、中学生以下のお子様の立会いは禁止させていただいています。詳細はお問合せ下さい。

ご家族と一緒にリラックスしたお産が可能です

当院では産婦さんに自然分娩により近い状態で出産して頂きたい、アットホームな中でリラックスして出産して いただきたい、という願いを込めてLDR室でのお産を取り入れています。
(通常の分娩室とともに、陣痛・分娩・回復を1つの部屋で行うことのできる部屋をLDR室といいます。)
分娩開始からご家族とともにLDR室で過ごしていただき、自宅で居るようなくつろいだ環境でのお産が可能です。 皆様のご希望にできるだけ沿う方針です。

お産のご希望例

  • フリースタイルでのお産
  • アロマを使ってリラックスした中でのお産

その他ご希望のある場合にも、ご遠慮なくご相談ください。

バースプランを採用

当院ではお産の時にしてほしいこと、どのようなお産にしたいかを妊娠期間中に考えていただいています。 一生に何度とないお産をより良いものになれるよう私たちも一緒に手助けさせていただいています。

里帰り分娩について

当院では、分娩状況を把握し、安心して安全なお産をして頂くため、里帰り分娩を希望される方については、
以下より仮予約をお願いしております。

仮予約の方法について

当院で里帰り分娩を希望される方は、仮予約ボタンをクリックして必要事項を全て入力の上、送信ボタンを押下して下さい。これで仮予約は完了です。
仮予約完了のご連絡はいたしませんが、来院時に正式な分娩予約をおとりいたしますのでご安心下さい。

来院時期については、現在受診されている産婦人科の医師と相談して頂き、当院受付時間内(9:00~11:00)に、紹介状、健康保険証、母子手帳をお持ちになり、お越しください。
ご心配な点や、ご不明な点等がございましたら、当院産婦人科外来にお問い合わせ下さい。

産後の入院生活

当院では、分娩2時間後より赤ちゃんとお母さんの絆を深め、新しい生活がスタートできるように母子同室を行っています。
お母さんの体調がすぐれない時や、同室を希望されない時は、随時赤ちゃんを新生児室でお預かりいたします。

母子同室

出生後まもない時期は赤ちゃんとお母さんにとって大事な時期であるため、当院では母子同室を実施しています。母と子の絆の形成には、生まれてから何日間かがとても大切であることが研究から知られるようになりました。また、生まれたときに初めて接するものを親と思う「刷り込み現象」が 起こりうるとされています。
母子同室と聞いて、少し尻込みされる方がいらっしゃるかもしれません。
でも、ご安心ください。スタッフも一緒にお手伝いさせていただきます。
ぜひこの機会に、母子同室の良さを生かして子育て体験をしてみてください。
夜間等、新生児室での預かりも可能です。
心配事がある、不安な時、ちょっぴり辛くなった時など、助産師や医師にご遠慮なくご相談ください。

母乳育児の利点

  • 母と子の絆が深まります。
  • 赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけおっぱいをあげることができるので 母乳育児の成功につながります。
  • たくさんの赤ちゃんを新生児室に集めてお世話するよりも感染の危険が少なく、 お母さんから移行する菌が赤ちゃんから守ります。
  • いつでも赤ちゃんを抱っこしたり、オムツを替えたり、おっぱいを飲ませたりできるので、赤ちゃんの扱いに早くから慣れ、お母さんの自信に繋がります。退院されてからもご自分の赤ちゃんの生活リズムを知っているので、自宅での育児に戸惑うことが少なくなります。

当院での入院生活の特長

サポート体制の充実

新生児室・授乳室では心が癒される優しい音楽をかけています。
産後は沐浴・保育・退院指導、また母乳育児をお手伝いしています。
朝10時のおやつの時間、授乳室はお母さん同士の 交流の場にもなっています。
授乳室では助産師が、様々な相談にのらせていただいています。

栄養バランス、母乳育児を配慮した食事内容

お母さんへご提供されるお食事は、産後の栄養バランスや母乳育児を配慮したお食事をご用意しています。また、出産翌日にはお祝い膳として特別なお食事もご用意しています。

赤ちゃんの安全のための取り組み

当院では、SIDS対策の一環として乳児用呼吸モニター『ベビーセンス』や『ベビーブレス』を設置し安全対策に万全を期しています。
SIDS(乳幼児突然死症候群)とは、元気に育っていた赤ちゃんがある日睡眠中に呼吸が止まって突然死亡する病気です。
日本でも174人の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており(平成17年)、乳児の死亡原因の第2位となっています。
『ベビーセンス』は、乳児(1歳未満)を対象として開発された呼吸モニター(医療機器)です。
緑の点滅ランプで呼吸などの身体の動きをお知らせします。
身体の動きが1分間に10回以下になったり、20秒以上停止すると大きなアラーム音と赤いランプで警告します。

その他、入院期間中、産科・小児科の医師の診察があります。
小児科医師が出生後より赤ちゃんの状態を毎日診させていただいています。
治療が必要な赤ちゃんの場合には随時産科・小児科医師とともに対応させていただいています。
必要時は耳鼻科・整形外科などの医師と チーム医療をさせていただいています。
小児科は入院中の経過から一か月健診などの診察時に相談をお受けしています。

入院中の赤ちゃんの検査

先天性代謝異常の検査

生まれた赤ちゃんを対象として、採血でフェニルケトン尿症・メープルシロップ尿症などの先天性代謝異常や 先天性甲状腺機能低下症の検査が行われます。
これらの病気は早期に発見することによって、特殊ミルクや甲状腺ホルモンなどで治療することができます。

黄疸の検査

新生児には生理的に黄疸が出てきます。黄疸の程度は個人差がありますが、程度が強い場合には治療が必要になります。

聴力検査

聴覚検診は3歳迄行われず、言語の発達、精神的発達の遅れがはっきり現れて難聴児と判明した時には既に大きなハンデキャップを負うことになります。難聴児は1000人出生に1~2人と言われています。
当院では新生児の難聴の早期発見を目指して全例に新生児聴覚スクリーニング検査として聴力検査(AABR)を実施しています。赤ちゃんが寝ている間に耳をおおい、ささやき声位の信号を送り脳幹の聴性反射を調べる検査で、10分程度で終わります。

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助産師外来について

妊娠・出産と、この特別な瞬間を家族でどのようにして迎えるか、 できる限り満足のいくお産をしたいと望むパパ・ママは多くいらっしゃいます。
立会い出産から、フリースタイル出産まで今や産み方も選ぶ時代。 わが子と出会う日を安心して迎えるためにも、自分らしい出産スタイルをじっくり考えてみませんか。

助産師外来では、1人30分程度、治療中でない妊婦さんを対象として助産師による妊婦健診を行なっています。
完全予約制で待ち時間はありません。妊婦健診やエコー検査を行います。「ちょっとした疑問」などお気軽にご相談ください。あなたらしいお産に向けてお手伝い致します。御家族の方も一緒にお越しいただけます。

女性の「産み育てる力」を伸ばし
妊婦さん主体のお産を助産師がサポートします。

妊娠中もそれぞれにどのような生活を送ればいいかが違います。 自分を大切にして赤ちゃんを愛しむことが、いいお産につながります。 そして、その体験は後の育児にも良い影響を及ぼします。
満足できるお産・自然なお産をするためには、今何が必要なのか、 お産はゴールではありません。ママや家族にとって新たな人生のスタートです。 そのスタートをうまくきれるように、自分はどうしたいのかを妊娠中から見極めておく必要があります。 一生に数回しかないお産を、一緒に考えてみませんか?

母乳・育児相談室について

当院産婦人科では主に産後のお母さんと赤ちゃんを対象に助産師が下記の対応をさせていただいています。

  • 退院後一週間のママの健康相談
  • 赤ちゃんの体重測定
  • おっぱい相談/育児相談/心配ごと相談
  • 退院後一週間以降のおっぱい相談/育児相談
  • 乳腺炎などのおっぱいケア

当院出産の方はもちろん、他院で出産された方でもご利用いただけます。(要予約制)
ママの体の状態やおっぱいの症状により産婦人科医師や 乳腺外科医師と連携をとり対応させていただきます。 また赤ちゃんも必要時は小児科医師に連絡させていただきます。
出産後は自分の体の中の変化や育児という大きな役割を担うことで 疲れやストレスもたまりがちになります。 赤ちゃんの成長も「これでいいのかな」と感じる時もたくさんあると思います。
ひとりで悩まずどうぞお気軽にお越しください。

母乳育児の利点

母乳での授乳には、以下のようなメリットがございます。

最適な栄養がいっぱい

母乳は赤ちゃんの成長に必要な様々なアミノ酸でできています。そのうえ、自然に赤ちゃんの体質や成長に合わせた成分になっているといわれています。

成人になってから動脈硬化の予防にも効果

母乳は赤ちゃんの成長に必要な様々なアミノ酸でできています。そのうえ、自然に赤ちゃんの体質や成長に合わせた成分になっているといわれています。

アレルギーの予防も

初乳に含まれる「グロブリン」は赤ちゃんの胃や腸、口、耳や気管支の粘膜に働いて、細菌やウイルス、アレルギーの原因になるアレルゲンから守ります。

母と子のきずなが深まる

母の乳首と赤ちゃんの触れ合いはスキンシップの原点です。肌のぬくもりで赤ちゃんは安心、母親は満足―親子の信頼関係の土台になります。

予防接種の役割

初乳に含まれる免疫グロブリン(IgA、IgM、P)や抗菌作用をもつラクトフェリンは細菌の感染から赤ちゃんをまもってくれます。

予防接種の役割

初乳に含まれる免疫グロブリン(IgA、IgM、P)や抗菌作用をもつラクトフェリンは細菌の感染から赤ちゃんをまもってくれます。

ダイエット効果

おっぱい100mlを飲ませると、お母さんはお茶碗半分のご飯を消費したことになります。

産後の回復が早い

おっぱいを吸わせると、子宮を収縮させるホルモンが働いて母体の回復が早くなります。

その他

  • 骨粗鬆症の予防
  • 睡眠の質を高める(熟眠させる)
  • 小児肥満になるリスクの減少
  • 外出時・真夜中の授乳が簡単、安心
  • 乳がん・卵巣がん・子宮体がんの減少
  • ストレスを感じにくくさせるホルモン(オキシトシン)や愛情ホルモン(プロラクチン)が分泌

妊婦教室について

当院産婦人科では様々なニーズに応えるべく、以下の教室を実施しています。
(全予約制・受講料別途要)

もうすぐ会えるね!クラス

講義内容

  • お産のながれ
  • フリースタイル出産
  • イメジェリー
  • 当院でのお産の様子
開催日時

第2木曜日 午後1時 ~ 3時

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