人は誰もが、健康で長生きしたいと願っておられるのではないでしょうか? 何ら自覚症状のないままに生活習慣病に冒されていることがあります。当健診センターでは、皆さまの健康をお守りするために、病気の予防と早期発見に積極的に取り組んでいます。
健診センターの理念は、「私たちは予防医学を通じて健康なまちづくりに貢献します」と決めました。日本人の死亡原因第一位はがん、第二位が心臓病、第三位が脳卒中です。いずれの病気も生活習慣が関与しています。平成19年度の和歌山県のがん死亡率は全国ワースト3です。男性で肺がんが、女性で大腸がん、乳がんが増加しています。
当センタ-では、一日ドックで基本健診の項目を充実させ、オプションとして癌に対する腫瘍マーカーや胃カメラ、婦人科的な検査も可能で早期発見を期待した内容となっております。がん検診ではヘリカルCTで肺がんの早期発見に努めています。他に脳ドックや二日ドックもございます。
心臓病のうち狭心症や心筋梗塞は、脳卒中と共に動脈硬化の進行により起こる病気で増加傾向にあります。動脈硬化の危険因子と言われている糖尿病、高血圧、コレステロール、中性脂肪は大丈夫でしょうか? 平成20年4月からメタボリックシンドロームを予防するための生活習慣病対策として、国が指定した特定健診が始まりました。当健診センターでも特定健診を扱っております。
健康であるためには、定期的な健診が必要です。この機会に是非御自分の健康チェックをされてはいかがでしょうか? 当院の健診センターが健康情報を提供するためにお手伝いさせていただきます。