K・Kさん
糖尿病看護認定看護師
「妊娠前から妊娠糖尿病のことを知っておきたかった。診断後は誰に相談していいかわからなかった。私のような人が増えないよう、産み育てる世代の人にこんな病気があるということを広めてほしい。」これは、当院で出産された妊娠糖尿病の患者さんが、産後涙ながらに私に語った言葉です。一番辛かった時期に寄り添えなかったことを申し訳なく思うとともに、糖尿病看護に関する知識や多職種連携の方法を学びたいと考え、糖尿病看護認定看護師になることを志しました。
糖尿病は、食生活や運動など生活習慣に密接に関連しています。合併症の発症がゆっくりで自覚症状に乏しいことが特徴です。合併症予防のため、患者さんと一緒に生活習慣を振り返り、患者さん自身がセルフケアを続けられることを支援していきたいです。多職種連携では各分野の専門性を活かし、糖尿病の一次予防である生活習慣改善に向けた取り組みや合併症対策に力を入れていくことが目標です。
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