Y・Nさん
脳卒中リハビリテ-ション看護認定看護師
脳卒中は脳の血管障害が原因で症状が突然出現する病気です。突然意識を失ったり、手足などに麻痺(まひ)が起こったり、うまく話せない、聞いたことが理解できないといった失語(しつご)など、様々な後遺症が起こります。日本人の4大死因の一つで、突然に発症し、再発を繰り返しやすい病気と言われています。様々な後遺症はありますが、早期からベッドサイドで起き上がって時間を過ごせるように他スタッフと協力しながらリハビリに取り組んでいます。私は、患者さんの入院前の生活環境や交流関係などの生活情報を大切にしています。なぜなら、日常生活動作の再習得の訓練に前向きに患者さんが取り組めるヒントになるからです。そして医師、リハビリスタッフや管理栄養士、薬剤師など多職種と連携し、患者さん、家族が望む目標に向けて退院支援に力を入れています。発症直後の急性期の病院から、退院後の日常生活を見据えた情報提供や相談支援に関われるように努めていきたいと思います。
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