文字サイズ 標準 拡大
MENU

PDCAサイクル

※PDCAサイクルとは・・・

典型的なマネジメントサイクルの1つであり、計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)のプロセスを順に実施する。最後のactではcheckの結果から、最初のplanの内容を継続(定着)・修正・破棄のいずれかにして、次回のplanに結び付ける。このらせん状のプロセスを繰り返すことによって、品質の維持・向上および継続的な業務改善活動を推進するマネジメント手法がPDCAサイクルであると定義されております。

当院のがん診療のPDCAサイクルでは、がん診療の質、安全性の向上を柱とした、患者を中心に考えた組織横断的に改善していくマネジメント手法として取り組んでいます。

橋本市民病院 PDCAチェクリスト

P 計画(PLAN) がん医療提供体制の整備のための計画立案
○目標の設定
○評価指数(診療機能・診療実績)
D 実行(DO) 計画に基づくがん医療提供体制の整備
○計画の実施
C 評価(CHECK) 目標の達成状況の確認
○評価指標の情報収集
○評価結果の確認・認識
○関係者間で情報共有
A 改善(ACT) 評価に基づく改善
○計画を続行するか、変更するかを検討する

1.緩和ケアチーム

P 計画(PLAN) ①診断時から患者の苦痛について医療従事者が行うスクリーニングシステムの構築。
②2次医療圏内の緩和ケア病棟や在宅緩和ケアが提供できる診療所等のマップやリストを作成し体制を整備する。
③各地域の核となる緩和ケア病棟、在宅緩和ケア、一般病院の代表医師との顔の見える関係を作る。
D 実行(DO) ①がんと診断された全ての入院または外来患者に対し、「生活のしやすさに関する質問票」にてスクリーニングを行う。
②患者支援・医療連携センターにてマップやリスト、病院検索システムの構築(緩和ケアを含む)に向け取り組んでいく。
③連携責任病院としてリストを作り連携する病院を募る。
C 評価(CHECK) ①全てのがん患者と実際にスクリーニングを実施した件数を把握する。その評価に基づき緩和ケアが必要な患者に対して緩和ケアチームに実際に紹介された患者実数を抽出する。
②リストは平成27年に作成され、毎年医療機関の追加や見直しを行う。
A 改善(ACT) ①スクリーニングによって症状改善が適切な部署で行われ、それが適切に対応されるシステムの構築。
②マップや医療機関リストを更新する。また、紹介・逆紹介の医療機関とのカンファレンスなどの機会を設け、連携を密に行い、地域の緩和医療のシステム構築を築く。

2.化学療法チーム

P 計画(PLAN) ①院内のがん化学療法レジメンについて、新規作成や見直しを行う。
②地域の医療機関と連携し、地域の化学療法の均てん化を推進する。
D 実行(DO) ①定期的に委員会を行い、院内のレジメンの運用を確認する。また新規の依頼の際は、早急に臨時に委員会を開催し、適正なレジメン作成を行う。
②平成28年度に地域の医療機関の化学療法担当者を対象に、がん化学療法についての研修会を行う。
C 評価(CHECK) ①定期の委員会の際に、レジメン件数や既存レジメンの見直し、エビデンスの情報収集に努め、管理していく。
②地域の医療機関を対象にがん化学療法研修会を開催した後、各医療機関にアンケートを取り、受講後の化学療法にどのような変化がみられたかを確認する。
A 改善(ACT) ①レジメンの運用に不具合があれば、適時委員会を開催し、早急に解決する。また、院内の医師をはじめ、職員に周知を徹底し、病院全体で監査していく。
②地域の医療機関と連携し、化学療法の均てん化を図ることで、患者の最寄りの医療機関でも同じ化学療法を提供できるネットワークを構築する。

3.クリニカルパス委員会

P 計画(PLAN) 院内の各々のがん治療に対するクリニカルパスを作成し、計画性のある標準的医療を目指す。
D 実行(DO) パスを運用する。またパスの使用率を把握する。
C 評価(CHECK) 各々のパスのバリアンスの収集と使用率の低いパスを見直す。
DPCとパスを突合し、コストの評価を行う。
A 改善(ACT) 個々の医師による医療行為の偏差を解消し、医療の質の均てん化を図る。
DPCとパスとのコストに大幅な誤差が生じる場合、他の医療機関のベンチマークを参考にパスを改善する。

4.がん登録部門

P 計画(PLAN) 院内がん登録数や各治療法のがん種別件数について、情報公開を行う。ホームページにアップする。
D 実行(DO) がん登録室でデータを抽出し、部位や治療法の集計を行う。
一般の方でも理解しやすい、統計やグラフの作成に取り組む。
C 評価(CHECK) 公開する項目の見直しの必要性、ホームページの特性を活かしたページ遷移となっいるか評価する。
A 改善(ACT) 評価を基に内容の補完・改変・項目の追加を行う。

5.がん相談支援室

P 計画(PLAN) ①患者さんやご家族あるいは地域の方々からのがんに関する相談に応じる体制確保。
②ホームページや病院広報誌や市の広報誌などを活用し、広報の充実。
D 実行(DO) ①相談員の知識向上のため、国立がんセンターのがん相談支援センター相談員の研修を修了する。
②がん相談支援に関する情報を平成28年度中にアップする。広報誌にもがん相談支援室に関することを掲載する。
C 評価(CHECK) ①相談員全員が国立がんセンターの研修を修了している。
相談件数の把握と内容を精査し、ニーズを把握する。
②広報活動することにより、相談件数が前年と比較し効果を検証する。
A 改善(ACT) ①ニーズの多い相談に関しては、ホームページや広報誌にQ&Aで掲載し、病院に相談に来ることが出来ない方でも、誰でもいつでも閲覧できる環境を整備することで、患者サービスを向上させる。

関連ページ

医療関係の皆さまへ
地域医療連携室・がん相談支援室
初診紹介予約について
がん診療について
地域ネットワーク会議シンポジウム
ページ上部へ