当院の地域医療連携室・がん相談支援センターは、地域の中核となる病院として、患者さんのかかりつけ医の先生方、地域の病院の先生方と連携を深め、患者さんにとって最良の医療を提供するための窓口として活動を行っています。
また、「がん」に対する患者さんのさまざまな不安・疑問に対応するため、医師や看護師、地域医療連携室・がん相談支援センタースタッフが患者さんのご相談をお受けします。
平素より地域の開業医の先生方をはじめ、病院、介護・福祉施設、訪問看護ステーション、行政の方々には大変お世話になり感謝申し上げます。現在、国が推進している地域包括ケアシステムの構築に向けては、皆様方と更なる協力を図り、地域住民の方々にとって安心で快適な環境を作り上げていきたいと考えております。
さて、当院では平成30年4月より、地域医療連携室と入退院支援室の2つの組織に分かれて患者さんのサポートをさせて頂くことになりました。主に前方支援での紹介患者さんの受診に関すること、入院の受け入れに関することは地域医療連携室で看護師、事務員で対応させて頂いております。入退院支援室では、入院が決まった時点から患者さんとの関わりを持ち退院支援看護師、医療ソーシャルワーカー、事務員と共に退院支援を行っています。
がん相談窓口、患者サポート窓口に関しましては、地域医療連室に設置されており、内容に応じて、医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー等専門の担当者が対応させて頂いております。地域医療連携室・入退院支援室が互いに協力しながら、当院と関りをもつ全ての皆様方から信頼を得られるよう、スタッフ一同一丸となって取り組んでいきたいと思います。
令和2年6月1日
地域医療連携室室長・入退院支援室室長