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第2回橋本市民病院地域医療ネットワーク会議

平成26年12月6日 開催

院長(橋本2次医療圏の地域包括ケアシステムのありかたについて)

資料1参照

グリンガーデン事務長北谷さん

・介護の現場からの現状
ケアマネージャーは看護師、医師、介護福祉士とさまざまである
どうしたらいいのか?現場から連絡が入る
主治医と連絡が取れないとき。病院が引き受けて欲しい
その際の窓口を1本化して欲しい

(病院より)

現状日勤帯は地域連携室で夜間は救急室となる

(北谷さん)

休前日は、ちょっと診といて欲しいとも思う
「なんでここまでほっといたのか、なんで今なんや」とは言わず見て欲しい

訪問看護ステーション福田さん(市民病院との関わりを振り返って)

・連絡もなくいつの間にか退院していた
・何の情報もなく退院後に病院に問合わせたこともある、最近は退院前カンファレンスが開かれるようになった
・患者の基本情報として、経過だけでなく生活支援、医療処置の必要性、介護力の問題、本人・家族が在宅を希望しているのかどうかを抑えて欲しい
・退院前にはいつでも受け入れると伝えられていたが、主治医が不在ということで受け入れを断られ翌朝の搬送になった事例がある
・病院への困った時の報告、連絡、相談の窓口として連携室の存在があればと思っている
・自分達もフィードバック出来ていなかったのも問題であると考える
・今後病院と在宅を繋ぐ開かれた連携であって欲しいと考える

(看護部長)

「情報の共有と相互理解」ありがたい言葉であり、地域包括ケア病棟は退院支援を目指す病棟であり、病棟からも地域へ出向いていくように考えています。
早期に、関わりのある職種の方に連絡をとりカンファレンスを持ちたいと考えています

(福田さん)

突発したアクシデントにも病院が対応してくれるという言葉があれば心強いです

岡本クリニック院長 岡本医師

・資料2参照

(整形外科の事例に対して林部長)

院内での連携をもって診させていただきます

いきいき長寿課 課長北岡さん

・資料3参照
・地域包括ケアシステムのなかで市民病院をどのような位置付けをするか難しい
・地域の高齢者が井戸端会議をするような感覚で受診していたのが、今はそうしづらくなっている
・複数科受診があるとき、同じ日にして欲しい
・病院に電話した時、不在はわかるが他の者に伝言でもいいのでしたい、交換手は電話を繋ぎ周りで対応したらいいと思う

(病院より)

役割分担を認識して頂いていない、診療所と病院は違う。地域の先生方に診ていただいて、入院が必要となれば紹介して頂く。住民のみなさんに啓発して欲しい。
かかりつけ医にみてもらって、必要なら病院に紹介するこれが基本である。それがなかなか出来ないことが課題である。

院長より

北谷さん、福田さん、岡本医師の発表に共通しているのは、夜間の救急が受け入れてもらえないという事で、なぜこんなことが起こるかというと医療崩壊である。マンパワー不足、勤務医の疲弊である。本来当直は、院内で問題が起こった時に対応するとなっているが、市民病院の場合は、救急がメインになっており、当直ではなく夜勤をしている、ほとんど一睡も出来ない、できても2・3時間で次の日は休みにならない。
みなさんのご要望はよく分かりますが、内科医不足であり外科系の先生にも迷惑をかけている現状である。内科医が増えれば院内の連携ももっとできるようになる。
市民病院の医師のほとんどが大学からの派遣であるが大学にも人がいない、田舎には医師が来たがらないというのが現状である。
院内の連携が悪いということもありますが、医師の労働条件を無視して働いていることもわかって欲しい。
「神様のカルテ」夏川蒼甫の小説を読んで欲しい

フロアーより

奥野医師

これから問題になる認知症について、なかんか手の付けられない患者さんは、中井クリニックの中井先生に紹介し、紀ノ郷病院のお世話になっている。
しかし、精神科の病院なので、遠くに紹介して欲しいと言われることもあるが、どう考えるか?

(市民病院)

まだ、具体的には考えられていない
今後、紀ノ郷病院にもきていただいて考えていかなければならない課題である

(生き生き長寿科)

橋本市で、認知症ケアパスを平成26年度中に作成したいと考えている

玉井医師

市民病の常勤医師は43名、非常勤医師が50名とアンバランスな状況である。非常勤医師にかかっている患者さんの状態が悪くなった時市民病院ではどう対応しているのか?

(市民病院)

まだまだマンパワー不足ではあるが、救急車は絶対に断らない、その他は当直医の裁量にまかしています。

地域包括 下條さん

地域連携室のいうことを医師は聞いてくれるのか

(市民病院)

医師との間に挟まれているというのが現状です

前田医師会長より

病院が大変なのはわかるが、みんなで助け合っていこうという院内での気運が大切。
明るい雰囲気でみんなで助け合おうという病院を作っていって欲しい。

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